2022年6月30日更新
追浜聖書教会の礼拝では、歌うために作られた聖書である【詩篇】を
会衆全員で歌っています(新改訳2017を使用)。
シュッツの作曲したベッカー詩篇歌、ジュネーブ詩篇歌を使って、
普段使っている聖書そのままのことばで歌います。
2022年6月30日現在、詩篇1〜150篇、出エジプト15章モーセの歌、
ハンナの賛歌、申命記32章、イザヤ書の一部、 マリアの賛歌、
シメオンの賛歌も会衆全員で歌ってきました。
♪ YouTube「そのまま歌う詩篇○篇」で検索すると、全体を歌ったものを
聴くことができます。新改訳2017と第3版が混在しています。
※ 現在、新日本聖書刊行会の著作権に適切に対処するため、3版は非公開です。
【詩篇を歌う方法】
<ベッカー詩篇歌、またはジュネーブ詩篇歌のメロディを使う>
1.一音に複数のひらがなをあてはめ、聖書のことばでそのまま歌う。
今後改訳されても大丈夫!
2.新改訳聖書のことばを使ってシラブルを整えたものを歌う。
3.出版されているものを歌う。
<ベッカー詩篇歌(シュッツ作曲)のメロディを使う>
一音に複数のひらがなをあてはめ、聖書のことばでそのまま歌う。
2017年に改訳されても大丈夫!
<新改訳聖書を使った新作詩篇歌>
有節ではなく、みことばの意味を表すメロディを作り、歌う。
すべての節を会衆でを歌うことは難しい。
<アングリカン・チャント風>
有節賛美歌だが、聖書そのままのことばを当てはめて語りのように歌う。
まとまりの最後の部分と日本語が合わないことが多い。
言葉に応じてメロディを変えた(月に1曲、毎週歌った)。
<朗誦>
聖書のみことばそのままを朗誦する。
日本語にはこれが一番合っていると思うが、会衆で歌うのは難しい。
何度も聞いているうちに覚えてしまう、という期待もある。
【日本語で詩篇を歌うコツ】
重要なこと:まず、詩篇を歌おう!と決意する。
1.日本語の意味が把握できる速さで歌います。
2.会衆が歌えるように、会衆に仕える聖歌隊員を整えます。
3.ことばと会衆に仕える奏楽とともに歌います。
ことばの意味に合わせて和音、テンポを変えるように努めます。
奏楽者も一緒に歌いながら奏楽します。
4.とにかく歌ってみる。
5.会衆が間違えやすい所のリズムや歌い方等を改善し続ける。
6.聖研等で詩篇を学ぶ。
7.このことのために祈る。みなで祈る。毎日祈る。
【受難日礼拝】
2013年はマタイ受難曲(J.S.Bach)のコラール部分と朗読でした。
2014年はマタイの福音書と係わりのある詩篇を18曲(節)選び、
朗読とともに、全員で詩篇を歌いました。主の受難はみことばの
成就であることが、心に深く刻み込まれたひと時でした。
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